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研究室のミッション

タニシなど身近な動物の機能を私たちの暮らしに活用して地域から世界まで幅広い世界規模で貢献することです。どこにでもいる土着生物に注目し、その生態や生態系全体、他生物に及ぼす影響、機能、暮らしにおける必要性や実際に応用した際の効果など、検証します。

研究室の基幹研究プロジェクト(2022年度)

50年放棄地復活

鶴岡市中山で50年の長きにわたって放棄されてきた田んぼを復活!最新技術(除草ロボット、地域の食物残渣を利用した肥料)で環境に優しい持続的、循環型のコメ作りを、地域住民、地域大学(山形大農、慶大先端研)、民間企業(有機米デザイン社)、東南アジアややアフリカ諸国・日本人学生たちが力を合わせてコメ作りをします。昨年夏~冬にかけて放棄地を水田に戻す作業を行い、生きものを増やすなどで知られる冬季湛水(冬季間に田んぼに水を張った状態にしておく)などを経て、この春にヤマアカガエルやクロサンショウウオなどの希少生物たちの産卵が確認できました。今後、無農薬に栽培を行うなど、生物多様性をさらに高める取り組みを継続します。

ヤマダイミズアブ

大学キャンパスで採取したアメリカミズアブを、地域の食材をつかった美味しい給食を提供してくれる「鶴岡市給食センター」と地域の基幹病院「荘内病院」の食物残渣を餌にして大量増殖!超高密度環境での大量飼育技術、食物残渣大量処理技術を研究しています。増えたミズアブは養殖魚や家禽の餌として、フンは肥料として無駄なく利用されます。以下の様々なプロジェクトに係る基幹研究の一つです。県内の他研究機関や地域農家などと協力しながら1~2年内に大学発ベンチャー化、その名も「ヤマダイミズアブ」の目指しています。学生のみんなが社長になる可能性があります。

タニシ米

田んぼといえばタニシ、田んぼのタニシといえばマルタニシ!このマルタニシ、イネの生育を促進したり、生物多様性に強い影響が当たりと、その見た目とは裏腹(?)に実に力強い大事な存在なんです。タニシがゴロゴロ転がってる田んぼ見たことないですよね?地域の田んぼのそんなタニシゴロゴロ水田に変えて、美味しい米を作って、それを高く販売してもらう、そういうプロジェクトです。こタニシ米プロジェクトは、現在、新潟・山形・福島タニシ米トライアングル構想に発展中です。タニシ米のみならず、地域に伝わるタニシ食文化を発掘保存し、3県の里山地域が情報共有しながら発展し、タニシも保全されているという、農家にもタニシにも優しい素晴らしいプロジェクトです。

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